2010年08月16日 12時00分 | カテゴリー: ツーリング2010

あまりのあつさにお引っ越し [9月7日]

半日、日よけどめわすれたら両腕が火傷状態になって、昨日北海道より帰宅。この暑さをヨロコンデイルのは庭のヘチマとゴーヤで、99円の苗からなんと ゴーヤは7月後半からいままで軽く50本以上なっとるがな。最初は喜んでいたが、北海道・東北ツーリングから帰宅してみると、もはや毎日2本ペースでもと ても消化しきれないね。 留守中がんばっていた家人も到底追いつけず、無理とあきらめたようであちこちに黄色くなって真っ赤なタネをはきだした完熟ゴーヤの昇天した姿もあるな。そ のうえ、でるときはまだなっていなかったヘチマが追い打ちを掛けてあちこちに巨大にぶらーりぶらーりとさがっている。沖縄ではナーベラとかいって食用にし ているから、わがやのも食ってみたら美味であったそうな。 ゴーヤもヘチマも息子の友達とか遠くにいる娘とか、おれがツーリングのみやげにもっていったのだが、そんなことでは減る気配すらみえない。ほんらいなら今 ごろは峠を越しているはずなんだろうが、このインド・コルコタを越えたといわれる猛暑。沖縄より暑いってんだからますます勢いづいている。

アマゾンの客人 がたべきれないのは早めに摘果してしまうといい、というので手の届く範囲でちいさいのをとったがそれだけ10個をこえちゃったよ。 さてとそんな暑さのなかで8月15日に出発した北海道東北ツーリングは昨日、無事帰京しておわったわけだが、写真の整理だけでもとても無理だからひとつづ つhtml化するのは無理ゆえ、ここはひとつブログの簡単さを利用して振り返っておこう。日記代わり。したがって当方と無関係の方はごらんにならないでく ださい。なにおっさんのツーリングなどよんでもちっともおもしろくはない。保証する。

おおげさにいえばこのツーリングのために去年の9月に北海道から帰って1年間準備していたわけだ。バイクは 同じだが、その他の装備は去年、であった北海道ツアラーたちの装備をながめてよさそうなものをどんどんパクリまくったのである。

まず、リックをやめて有名なかの「アイリス箱」に。1000円ぐらいで売っているアイリスの万能ボックスに金具をいくつもとりつけて、4本のテープでバイ クに固定する。去年の大きいバッグに背中のリックをのせる寺崎つとむ氏スタイルから劇的変化。なにがいいか、というとキャンプ場での積み卸しが楽ちん。コ ンプレッションテープというのが良くできていて4か所をパチンパチンとはずすとそのままテントわきに置いて椅子にも成れば調理台、ものおきにもなる。

つぎにテントの新調。30年前買ってつかわなかったゴアシェルターには去年の北海道でしっかり義理をはたして、ほぼ引退ねがって昨年秋、オークションでみ つけた「小川テント」の「アーディン2」という巨大な荷室のあるタイプを3万円ぐらいで購入。この前室はすばらしい。なんせ寝るスペースより大きいのだ。 整理整頓がとことんダメなキャンプに向かない性格の自分にはこういう大雑把に荷物をほうりこめるのがありがたいのである。

そしてタープ。春頃からブルーシート類で自作して2作目の銀色のやつをポール1本で庭に立てて実験。すくなくとも雨のばあい、前室の延長として調理できる ぐらいのスペースを確保するすべを覚えた。 ま、そのほかにもズボンやシャツを派手派手のモトパンにしたり、ウィンドシールドをつけ、雨具も安物ながら新規購入するなどいろいろ細かい改良を加え、7 月初旬には秋田の田沢湖までの林道ツーリングでキャンプして実験し、今回の本番なんである。

ルートは仙台からフェリーで苫小牧、のコース。今回初めてつ かってみた。

執筆者: Jun