初夢ってのは一日の夜みるのかな。じゃあ昨日のは去年の締めくくりの夢か。なんだか楽しい夢であったが、思い出せないね。ま、いいや。元日は朝から静か。秋田組が帰京遅れているし、小平組も昼過ぎにくる予定だし。で、のんびり年賀状を、とおもっていたら、中国で村長さんの葬儀が荒れている、というツィットをみちゃったよ。それも取材を禁止された記者が特約記者として署名原稿。これはこの事件で初めての報道。村人に丁寧に取材しているし家族にもインタビュー。警察の弾圧の中でこれだけ取材するのは結構大変なはず。村人が口を開いてくれている、ということからしてもスゴ腕なんだろうな。元同業者としては苦労が想像つくだけに、元日でも翻訳して敬意を表する事にした。一年の計は元旦にあり、なら今年一年もツィッターの翻訳でおわれるかな。ま、いいや、罪滅ぼしみたいなもんだわい。それにしてもツイッターすすめたおばさんたちは1年後にはひとりも生存者無しだったな。どうもこういうことをやってるのはよほどの暇人だね。フツーの市民はやらない、とわかった。いいさ、おれフツーじゃねえもん。
知的満足感なんてえなあ、このところずっと無縁なんだが、なにいくら本を読んだって片っ端から忘れちゃうしね、ま、だから同じ漫画を何度読み返しても結構楽しかったりするからいいんだけど。でもきょうはちょっとうれしかったな。というのも一昨日だったか、中国人のツィットを読んでいて「朝起きたら家の前にみしらぬばあさんが門を見張っていた」ってのがあって、どうやら当局からにらまれている人権活動家らしいんだが、そのツィットはすぐ、仲間らしい別のツィットで「美人だったか?」とかそっちのほうにいっちゃったんだ。でも、なんだかヘンな気がした。人権活動家が警察に見張られているならわかるが、変な婆さんに見張られていたら自分ならそっちの方がよほど気持ち悪い。でも、この人達は平気なんだなあ、と。ずっとそれが「なぜかいな」と引っかかっていたら、何清漣さんのツィットに「HeQinglian He Qinglian 与江胡两人相比,习近平更看重居委会的维稳作用。拙文“千年不变的社会单位:从什伍里甲制到居委会” http://tinyurl.com/27bvdde 分析了这一制度继承了使“奔亡者无所匿,迁徙者无所容”的专制特色。欢迎围观。」というのがあって、これを読んでたまげた。なんと町内会の隣組による監視体制、というのは中国では2000年の歴史がある、というのだね。で、反体制活動家はそのこと自体にはまったくおどろきゃしないのだ、ということなんだ。うーん、びっくりしたけど「隣組の婆さんを中国人はなぜ怖くないのか」という謎は解消した。疑問を持つのも早いが解決するのもこんなに早いのにはびっくりした。ツィッターおそるべし。これを体験談や書物で知ろうと思ったらなかなかに大変だもの。
週末ったって特にかわったこたないんだが、気がつくと今日もツィッターの翻訳であそんでいたなあ。バイクに乗るには寒すぎる季節の年寄りには格好の飛沫節で、ボケ帽子の語学学習にもなるし、カネもかからんわい。とおもってたら翻訳したあいてのバリバリの在米中国人ジャーナリストにフォローされてしもたがな。うーむ、ちと困ったね。こういう人にフォローされるとあまりアホな事が言えなくなるような気がして…我ながら気の弱いことだ(^^;)。もっともヤな性格だからこれで飢餓強かったらもっとハタメイワクなこって。
おだてりゃブタも木に登る、ってえんだが、なんか中国語のツイ文を翻訳してるとえらく人様に褒められるから、爺の己惚れ心がエラく刺激されてカッパエビセン状態である。うーん、今日なんか天気よくて冬バイク向きでもあったんだが、なんやかんやとまたツィッター翻訳の日だなあ。それではならじ、と途中、近くのスーパーに剪定ばさみを買いに行って枝の伸びすぎたマンサクだかを切ったりもしたんだけど、ニワカ植木やはどの枝をきっていいものやらわからないから、おっかなびっくりではかどらないや。そしたら艾未未氏アトリエが上海火災の被害者同盟を結成しちゃったって詳報が入ってきたからこれでまた約2時間。なんせあのビル火災の被害者同盟が市政府に団結して要求をつきつけた、ってのはこれは都市住民の、それも中国一発達した都市の住民のうごきだから歴史的な試金石になる。何清漣さんほか、衆目の見るところ中国はますます国内的には締め付けがきびしくなる、というのが現在の見方だが、もしそうだとすると、これは真っ向からその動きに竿さす動きだから、注目すべき。でも、日本の内閣同様、オニブの大マスコミはおそらく一行も報道するまい。中国の話で関係ない、のではなく大いにあるのだがね。一種の歴史や政治、世界動向のへのメガネがないと見えないのは3d映画と同じかなあ。
中国ツイ友より翻訳依頼を受け翻訳。艾未未氏の映画「喜梅」嬢のツィット伝記;艾未未氏が映画にとったのと同じ人の手記のようなものが送られてきた。あまりの長さにびっくりしたがよんでみて、その悲惨さと、でも、なんだか元気なこの女性に感銘をうけ翻訳。そのツイ友@xeejing 氏からの依頼で翻訳。元々は河南省にいる喜梅さんが湖北省の@liumangyanさんにケータイメールで出したメールをあつめたものだそう。従って脈絡が不明のところも多々ありますが、とりあえず大意は分かると思うので拙速、拙文でもとにかくアップ。誤訳迷訳超訳ご容赦。(今後、アヤシイところも多々あるので、次第に改善したいとおもいますが…あまりあてになりませんわ。ご教示大歓迎)喜梅さんの映画は
http://www.56.com/u16/v_NTY3Mjg4NTM.html
河南省のエイズ患者、喜梅さんのお話、電子ブック版ができました。無料です。こちらからダウンロードしてください。これは@nankyokugumaさんが、どーネーションウエアとして制作してくれました。明日はx-masイブ。間に合ってよ
半月前に突然死したiMac旧型を、友人のアドバイスにしたがって琵琶湖近くの引き取り専門ギョウシャさんにメールを書いて、銭はいらんからhdだけ送り返して、とおねがい。でおくりかえしてくれたhdを裸のコードでつないでみたらちゃんと動くのだ。つまりハードディスクは死んでいなかった。ま、おかげであたしゃあたらしいiMacを手に入れたわけでいいんだけど、こうなると別に前のiMacも壊れてなかったんじゃないかという疑いが大。
前に一度、馮正虎氏の映画に日本語字幕つける話でメールをだしたことがあるいまや世界にその名轟く芸術家・艾未未氏のツィットに返事を書いたら、即座に返事がかえってきた。なかみは「うんうん」(^^)。書いたのは「タオバオ」という中国のヤフオクみたいなところに、艾氏の有名な近作の「向日葵のタネ」の偽物が現れた、という中国ツィットに「そりゃ、cdとか映画のぞけば、世界最速の偽物芸術品登場記録じゃん」と。でも、こういうのを外国語で書くのはあたしのレベルじゃ難しいし、ましてこのような有名人に下手な中国語で書くのはビビるだけど、なんとちゃんと通じたのだ。あはは。悪のりして「ギネスに載せたら」と書こうかとおもたけどやめた。これが爺になって節度があいわかるようになった(ウソ)。ま、とにもかくにもツイッターは中国の最新情報が、それも一級品がそくボジョレヌボーより早く入荷する。しかしきのうの上海の10万人の献花ですら日本の大マスコミは全く報じないわけで、これに対し中国の著名ブロガーから「構造的欠陥」と指摘。まったくそのとおり。でも、ま、それだから「ひとり外報部ごっこ」が老後の楽しみになっとるんだから、文句を言うのはお門違いか。あは。
このところ全然身体を動かしてないので午前中は身体をうごかすべい、と公園までカミサンと自転車で散歩に。天気がいいしね。北海道から戻ってなんもしてないから自転車で1時間ポタリングでもなんだか十分。これではあっというまに爺になっちまうから、これからがんばろ。なに、わしゃ、冬のほうが身体を動かすのにいい季節、と感じるタイプでね。走ったりしてるとホカホカしてくるし。暑い時期はだめなのよ。きっと血圧が高いこととかかんけいあるのかもしれない。そりゃいいんだが、中国のツィッター翻訳がけっこうスゴイ量で、あとの時間はこれにとられちゃう。たいしたこたあない語学力ではあるんだが、なんせ生の、本人が発信してくる声がじかにきけて、それを日本で一番最初に翻訳できる、となるとこれはむしろ、私のような暇爺が一番向くのだ。中国語ならもっとできるひとが何十万人もいるだろうし、中国ジャーナリストでも、すぐれた人たちがいる。しかし、一日中暇でツイッターみてられる人はいない(^^;)。其の結果、ワシは「一人外報部」としては結構いい線いくのだわさ。とにかく早ければいい。大意さえつたわればいいんだもの。今朝はいきなり誤訳してホンモノの共同通信のプロからメールで「ちがいますよ」と親切におしえてもらった。「開机」って、「始動する」って意味だからてっきり、「ウソの涙流してないでさっさと言った事をやれ」とアイさんが言った、とおもったんだが、実はいまはこの言葉、パソコンを起動する、という意味らしい。あっはは。きょうは上海大火から初七日にあたり、「天安門事件」みたいになるんでは、という観測もあったが、上海市民はもっと賢かったようだ。だれかが「四川地震は新しい中国を生まず、上海の火災も新たな中国を産むまい。だが、今、火の中で鍛えられている…」と書いていたし、熊の人形に添えられた火災で1才の子を失った母の手紙には泣かされた。
さっぱりブログが更新されてねえ、って。いや、このところバイクじゃなくて、ツィッターにはまってて、パソコンがこわれてキーボードがかわったら首が痛くて子飼の針灸師の世話に成る程。まあ、われながらよくやるわ。今日一日のツィットでこれぐらい。とくにおおいわけじゃない。このほかに、なんかエイズに輸血でかかってしまった女性の手記の翻訳をたのまれている。私程度の中国語でたのまれるとは光栄の至り、とこれも引き受けた。
おっと、帰宅の旅を書いておかなければ。わすれてしまうところだ。翌日、朝、カミサンと宝塚ぐるめ組の相棒でしっかとおいしいサンドイッチとお握りができたような気がする。なんせ専門家だから、こっちはただ食べるだけ。作ってる間に、きのう午後、この近くでおっことした鍋のフタをさがしに散歩へでかけ無事発見。コッフェルのフタだから誰も拾うひとがいなかったが、もう30年も愛用している鍋だからフタがないと落ち着かない。
ゆうべは宴会準備中に管理人から「クマがでました。夜は一人で外出しないでください」って電話があり、直後に同様の内容で有線放送が湖の岸辺に立つこの貸別荘まで響き渡った。昨日、この500メートル先でたった一人でキャンプしていたんだけどね。さっき通ったら週末で10組ぐらいはテント張ってたよ。きっと放送聞こえているはずだから、見事な夕陽みながらもさぞ心地が悪かったにちがいない。
今日は、いよいよ孫たちと友人夫妻とランデブー。なに会合地点は湖の畔に張ったこのキャンプからバイクで2,3分。余裕綽々。昨日頑張って金沢や福井をすっとばして先に到着していたから昼飯でも一緒に食える。とおもったら、姫路や宝塚からくる彼らの到着が予想より遅くて午後になる、という。それなら時間までこの付近をバイクで散歩してよう。
夜中どしゃぶり。炊事棟の屋根の下に貼ったテントの内側が稲光で真っ白に浮かび上がって寝られない。それでもまだツキがあった。午前2時頃から約2時間以上、屋根をたたきつけた土砂降りが4時過ぎにぴたりと止んだ。雨の間中、鳴くのをやめていたムシがまた元気にリンリンじーじーと合唱はじめたのでテントから這い出してみると薄明るいじゃないの。今日は雨カッパツーリングを覚悟したのにこれなら晴れそうだ。