2014年01月03日 21時21分 | カテゴリー: 総合

ご近所居酒屋正月

午前中、これで連続4日目になるお庭ヨガをやっておったら、婆さんがでてきて「昼飯はお好み焼きがいいとみんないってる」というのだな。お好み焼きだとわしの係りだから庭ヨガをニワカに切り上げキャベツだの紅ショウガの買い出しに。

その昔、ガキの頃、小遣いをもらえないからお好み焼き屋の店先で恥ずかしくも無く何時間もオバはんが作るのを見ておったっけ。昭和20年代の話だ。で、すっかり手順をおぼえてしもうたからいまでもわしは得意で、関東育ちの婆さんがいかに料理がうまくともお好み焼きだけはわしの専業でしてな。

ま、そんなわけで本日はお好み焼きで昼ご飯。いただきもののマグロがあったから鉄火丼もつけて大人7人マゴ三人で。

夜ももう婆さんも目をくぼませて、しかも風邪気味だから近所の居酒屋さんにきのうから予約をいれておって、そっちですませる。ここが随分と美味しい店でしてな。最近は居酒屋も半分、ファミレスみたいなもんで子供でも歓迎してくれるし、なんせ我が家から歩いて1分だし。いやべつにうちは繁華街の裏にあるわけではなくて、ごくフツーの住宅地なんだが居酒屋さんのほうでなにをおもたか数年前からやってるんだわ。

居酒屋なんてなあ、サラリーマンが帰宅途中、会社の毒を吐き出すところだと心得ておったが時代がかわっとるらしい。うしろでファミリーがキャッキャと騒いでは申し訳ないとおもうんだが住宅地の居酒屋ともなればちとちがうようで、そこで普段、家庭の主婦はあまりたべないモツ煮込みだの焼き鳥だのをくう、というのは酒をのまんでも楽しいらしい。こちらは熱燗でマゴ達が焼き鳥だのポテトだのくうとるのを肴にしとれば大満足だから、これはなかなかよかった。サケの呑み方もかわったもんだ。というか、若い人はあまりのまんからもっぱら爺ばかりのんでおったわさ。

ばあさんも手抜きができてよろこんでおった。居酒屋正月もわるくないですの。

執筆者: Jun