2011年09月14日 23時19分 | カテゴリー: 総合

自分はいかに天文学者に向いてないか。


  • 宇宙の光、って全然早く無い。早く無いけど、どれぐらい早く無いのかを実感したい、とおもった。
  • で、問題を立てた結果、いかに自分が算数がダメであるかよくわかった。ひょっとすると痴呆のレベルかもしれないぞ。
    一分間に一m進むアリがいるとする。地球から一番近い太陽以外の恒星はアルファケンタウリで、4.37光年である。光は1分間に1800万キロ進む。
  • で、光の早さをアリの早さと同じにして(つまり 縮尺18.000.000.000:1)にしてみたとき、アルファは東京日本橋基点で、どのへんにあるか?
    4.37光年は、2296872分。面倒だから2300000分とする。230万分ね。
  • 230万かける1800万キロ=414000億キロ。約41兆キロ。で、縮尺を1800万分の1、にしてあるから、230万㌔…月と地球が384400m。38万キロね。
  • 月の距離の6.3倍か。蟻が旅するにはちょっと遠過ぎたなあ。


なんでこんなことを計算したか、というとどうもこの大宇宙を進む光の早さ、というのはちっとも早く無い、宇宙の光の早さは、地上の蟻ぐらいの早さじゃないか、とおもったんだが、どうもうまくいかなかった。
アリは1時間に60m、一年に525600m。525km進むとすると、4.37光年でも2300kmぐらいしかすすめないもんな。230.0000kmには10000倍ほどたりないか。するとアリの1万倍の早さ。時速0.6kmかける1万。

こんなことをかんがえたのも昨日、今日みたNHKーBSプライムの望遠鏡の話のせいだな。天文学者って、あの人達はエライよなあ。実は上の計算だって自分には全然、自信がないもんな。
太陽と地球の8分ではどうかしら。

いや、そもそも遅さを実感したいだけなんだろう?問題の立て方がまちがっていた。アリが4年でどこまでいけるか、でいいんだ。

アリは一時間に60m24時間で 1440m365日で 525600m 525km。4.3年でざっと2294kmだ。

つまり、ざっと青森から鹿児島まで蟻がいく。それぐらいの早さなんだな。宇宙の光、ってのは。


東京から台北まで2110km。まあ、光の早さでアルファケンタウリに行く、というのはアリさんが台北にいくようなもんだ、ということだ。


いやはや。天文学者はえらいもんじゃ、とつくづくわかった。
こんなことで本当にエッセイを山ほど書いたアイザックあしもふは天才であるぞ。

執筆者: Jun