2011年01月23日 22時11分 | カテゴリー: 総合

サッカー観戦の翌日

眠気とタタカイながら見た韓国ーイラン戦。延長前半の韓国のスパルタンなシュートがテレもピレーのタタカイの様にペルシャの野望を打ち砕いた(^^;)。あの一発みるために起きててよかった。豪ーイラクとは別物の試合だった。日韓戦が楽しみ。
きのううっかり開けてしまったパンドラの納屋につかまって、ツィートみたら…1948件のツィートがあります…って、全然、まだ納屋片付いてないよ…やっぱり5分か10分でみられる新聞は必要だ(^^;)。 しかし、大雪でBSアンテナ埋まると見えないんだ…俺だったら、きっと夜中に屋根にのぼって、すべって朝になって冷たくなっているのをカミサンに発見されたりしかねないなあ…(^^;)、
納屋の隅からドラクエのスライムのように漬け物石がゴロゴロでてきた。で、市のゴミ処理家庭用マニュアルを見ると「引き取れません。専門業者にご相談下さい」。漬物石処理の専門業者…って(・・?) アジアカップサッカー。ようわからんが日本3.4 、韓国 3.85、豪州 2.92、ウズベキスタン 6.8倍ってオッズらしきものが…、豪州が韓国より高いのか(・・?)。http://soccer.betfair.com/


ゆうべはサッカー観戦。なんせアジアカップの日本がこれからあたるチームだから知っておかなければ。というか別に俺が知ったってどうになるもんでもないが、なに楽しみが倍違うじゃないの。 サッカーというスポーツは世界中熱狂しているのだが、あれをタダ見て楽しめる人はどういう精神構造なのかな。結構、鑑賞するのは難しいスポーツなのに世界中が熱狂しているのはフシギである。ラグビーに比べるとそりゃ確かに簡単なルールでオフサイド以外はわかりやすいのだが、しかし、ふつーの教養ある大人がみたらただボールを蹴っ飛ばして行ったり来たりしてなにがおもしろいのか、大の大人がとおもうんじゃないだろうか。

いや、実は自分もそう思っていた。生来のへそ曲がりで昔、企業にいたとき上司と喧嘩して、たまたまどうしても何百試合もみなきゃいかん羽目になっちまって、それでも何が面白いのか全然分からなかった。いや、いまだって実は良う分からん。やったことの無いスポーツというのはことほど左様に、実はわからないこと、相当勉強しないとわからない事、語学と外国文学ぐらい、は難しい。

ただ、まあ、そんなわけでサッカーは辛うじて、楽しめる程度の眼力はもてるようになったのだ。で、今になってみると、あのとき上司と喧嘩してトバされなかったら、絶対こんなもんが好きにならなかったなー、とおもうから楽しまなきゃそんなのである。 といって別に、難しい理屈を言ってるわけじゃないけどね。それぞれの国のすばらしい選手のプレーをみて、わりと何処の国でもいいゲームならそれで楽しめるのであって、特に日本ファンというわけでは本当はないのだが、一応、どこかの国を応援しておくともっと楽しめるから、ということで日本代表ファンなんである。

代表では左のバックスの(このあたりがすでにいいかげんだな。いまはdfという)長友選手のファンである。あの小柄で不屈の闘志、運動量、フィジカルな強さをもった江戸時代の日本人の体形の籠かきのような強さがいいなあ。へんにハンサムでないところもよろしい(^^;)。期を見てかけあがり、1対1でほとんど負けない強さは、かってのフランス代表の攻撃型mfだったジレスみたいだ。こういうのも好きな選手をつくっておくと余計にたのしめるのである。

で、一昨日は、3−2で辛くも逆転勝ちした日本チームの試合を堪能。きのうは豪州ーウズベキ戦は全然おもしろいとはおもわなんだが、韓国ーイラン戦はおもしろかった。韓国のものすごい潰しのサッカーに、負けない潰しのバックラインのイランは押し込まれながらも決して点をゆるさず延長戦。その前半の最後の一瞬に韓国の選手のすばらしいシュートが決まって決着がついたのだが、あのシュートをみるだけで眠い目をこすりながら起きていた甲斐があったわい。 韓国の主将の誰とか選手は往年のスゴさ、キレはなかったが、2度にわたって自分のミスで奪われたボールを取り返してしまうファイトはすばらしかったな。

イラン側は個々の選手の能力も、士気も決して韓国に負けるものではなかったが、しかし戦法がやや単純で韓国を崩しきれなかった。これはイラクもそうで、今回の中東勢がベスト4にひとつも残れなかったこと、却って、ヨルダンだのシリアだのカタールが結構強くて、王者サウジがあっさり敗退してしまったのもフシギであった。 イラク、イランはこの20年、戦争とか核開発とかやってるうちに進歩し続ける世界の水準に遅れをとっちまったんかなあ。でも、サウジはどうして?とか、カタールは審判買収の能力も高いんじゃないか、とか、まあいろいろ無責任に想像できるのもたのしい。

「サッカーは疑似戦争であり、代理戦争である」という説にはうなずけるものがある。このゲームが無かったら、世界の争いはもうちょっと増えていたに違いない。まさに世界文化であるな。これを発明した、いや大体すぽーつというのは大半、イギリス人が発明した訳だが、彼らの世界への文化貢献であるわい。 まあ、とかいってるのも、日本の関係者、選手等が長年のものすごい努力で世界水準にあと一歩、ぐらいのところまできたからだけどね。30年前無理矢理みせられたときには、「なんじゃこれ、相手にボールをわたす蹴鞠のようなものであるか?」とおもったほどJFLリーグでもレベル低かったもんなあ。おもえばとおくへきたもんだ。ま、わしもヒゲのはえた爺になったけど。 さあ、25日が楽しみだ。ワクワク。


というわけで、今日は寝坊して、午前中、第二の納屋整理。500円でつくったネイチャーストーブで、今は亡き義父がためこんだ木っ端を燃やしながら、義母の遺産の鍋類をひっぱりだしオークションにかける準備。漬物石が10もでてきちゃったが、これはゴミに出せないと。息子がインターネットで「犬をつなぐドッグアンカーというのがあるよ」といいだしたのでためしてみるか。漬物石を「ドッグアンカー」としてオークションにだしてみるのだ(^^;)。

執筆者: Jun