2010年12月11日 23時02分 | カテゴリー: 総合

わお、歳末じゃんかよ

わお、ぼやぼやしてたら歳末じゃん。うーん、なにもしてないわけじゃないんだがね。いや、きのうはちゃんと授業したよな。ひさしぶりに顔見せたLさんとかいろいろ好評だったよ。きょうは、いただいたジャコでパスタ作ったし朝から塀際のサザンカの徒長枝切ったし…ってまあ、あまりなにもやってないか。あ、そうそ、あいかわらず中国語のツィッターにはまってて、そのツィッターの筆者の記事をほんやくしてた。11時頃から3時頃までかかったかな。メシつくってだから、まあ、そこそこの時間。こういうのは面白いから自然にできちゃうんだが、片付けとかはダメだねえ。なんていってられない、あすから少しマジメにやるべし。

今日の翻訳。

中国又要“韬光养晦”了?Posted by heqinglian on 十二月 10, 2010今年亚太地区真是不平静。在南海与黄海美国与南韩日本多国联合军演不断上演之后,一直想成为亚洲“太阳”的中国终于以非正式途径放话了:“‘中国要取代美国,称霸世界的说法是一个“神话”。

★中国はまた世界を煙に巻くのか?① 何清漣@HeQinglian: Posted on 十二月 10, 20;今年のアジアは穏やかでなかった。南海や黄海で米、韓、日の演習の後に、「アジアの覇者」を目指す中国がついに「中国が米国に替わって覇権を握るのは神話」と非公式ルートで中国が漏らしたのである。(続)
这话藉由负责中国外交事务的国务委员戴秉国说出,理所当然会被国际社会看作一种中国式政治放风。这种“放风”早就成为中国“脸色外交”的一部分,只不过这次摆出的是“好脸色”而已。

★中国はまた世界を煙に巻くのか?② 何清漣@HeQinglian: これは中国外務省の国務委員・戴秉国が言い出した。当然、国際社会は一種の”中国式観測気球”とみる。御得意の”顔色外交”である。ただ今回は「いい方の顔」を見せただけ。(続)

我相信各国外交部门与情报部门已经在认真地翻译戴大人这篇首发于外交部网站并被新华网迅速转载的重要文章――“不当头,不争霸,不称霸,是中国基本国策和战略选择”,然后各路有关专家开始认真研究,从字里行间仔细琢磨中国政府的善意到底有多真诚。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?③ 何清漣@HeQinglian: 疑いなく現在、各国の外務省と情報機関はこの戴大人の外務省のネットから新華社ネットまで即座に掲載した重要論文ー『”覇権を唱えず、争わず、ならず”が中国の基本国策・戦略の選択である』を真剣に翻訳しているはずだ。(続)



但我却联想到早些时候所表露的中国雄心――10年后中国将取代美国成为世界第一。今年3月,国务院发展研究中心发布《中国公众和在华外国人士眼中的中国国家地位观》的民意调查。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?④何清漣@HeQinglian:しかし、わたしはもっと早くに中国がその野心を露にした、10年後に米国に取って代わって世界一になる、という国務院発展研究センター発表の『中国の公衆と在中国外国人の目に映った中国の国家的地位観』というアンケートを連想した。(続)


调查结果是,10年后,中美两国仍是全世界的主要领导力量,其中有过半被调查的中国公众认为中国会超过美国。这项调查借了民意调查的壳,用的只是“超过美国”而非“称霸世界”这锋芒毕露之词,但官方以10年后的“世界第一”自居之态隐然若现。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑤何清漣@HeQinglian:調査結果は10年後に中米両国は依然として世界の指導的パワーだが、過半数の中国人は中国が米国を凌駕すると答えた。この項目は「世界の覇権を握る」を「米国を超す」と言い換えただけ。政府が10年後の世界一を自認しているのはみえみえ。(続)



中国公众这些想法当然来自于新华社国际部消息与《环球时报》等类媒体的多年灌输,这些灌输又往往假外国专家之口,比如伦敦智库于2004年发表时任美国高盛公司顾问的乔舒亚•库珀•雷默(Joshua Cooper Ramo的《北京共识》( The Beijing Consensus),

★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑥何清漣 @HeQinglian:中国人のこういった考えは長年新華社の報道や「環球時報」などによって培われたもので、またインチキ外国人専門家によってもよく言われる。例えばLegatum Instituteの04年Joshua Cooper RamoのThe Beijing Consensusがある。(続)

近几年被译成中文猛炒,该文宣称北京共识(即中共的意识形态与发展观)将取代华盛顿共识(美国的自由民主价值观),由于该文作者的特殊身份,加上译者与鼓吹者的海归学者身份,还真哄骗了不少年轻人。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑦何清漣@HeQinglian:この「「北京コンセンサス」」は翻訳され猛威を振るい、この中共イデオロギーと歴史観はアメリカの自由民主の価値観に取って代わると喧伝され、作者の外国人という立場と海外帰国組の訳者と宣伝者によって、多くの若い人達を煽動し惑わしたものである。(続)



从今年3月到12月这短短的几个月内,中国官方的态度为什么会发生180度的大转弯,从借“民意”宣称中国将在10年后成为超过美国成为世界第一的领导者,转而为低调谦虚地表示“不当头,不争霸,不称霸”?推究之下,应该是这几个月内中国面临的国际环境发生了重大变化,迫使中国再度宣布“韬光养晦”。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑧何清漣@HeQinglian:今年3月から12月の間に、中国政府はなぜ180度の方向転換?”民意”に名を借りて10年後に米国を追い越し世界の指導者に、と言っていたのが突然、頭を垂れて”覇権を求めず争わず”という変化である。(続)
推究之下,应该是这几个月内中国面临的国际环境发生了重大变化,迫使中国再度宣布“韬光养晦”。



外交上今年确是多事之秋。自从中国2月份在哥本哈根气候峰会上抖了回精神之后,随之而来就得应付汹涌而至的指责,如“中国在要发言权时希望坐在前排享受大国风光,履行责任与义务时却坐在后排称自己还是发展中国家”等类言论。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑩何清漣@HeQinglian:2月のコペンハーゲン気候会議以後、「中国は発言するときには大国風をふかせるが、責任を果たせといわれると自分は発展途上国だという”といった非難に対処せざるを得なくなった。(続)
何清漣@HeQinglian:(続)




紧接着是在西方世界应付没完没了的人民币汇率与贸易纷争,在亚太地区与邻国陷入领土领海之争。近十余年以来,中国定下“周边外交”之策经营亚洲邻国关系,通过挥洒金雨结了善缘,

★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑪何清漣@HeQinglian:続いては、西側世界が人民元切り上げについていつまでも文句を言うのに対処せざるを得ず、アジア太平洋地区と隣国の領土問題については、この10年、”周辺外交”で、カネをばらまき良い関係を、という政策を取ってきた。(続)
但刚在钓鱼岛上试探性地伸了一下头,在北韩挑衅南韩的事情上站了边,立刻引来了东南亚众多邻国与美国的多场联合军演,那阵势,谁都知道是冲中国来的。如果仅仅是军演也就罢了,关键是众多邻国又开始向美国挥舞橄榄枝,被中国用力挤出亚太地区的美国又借机重回太平洋。


★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑫何清漣@HeQinglian:ところが、釣魚島問題で世界の反応をちょっと試してみたり、北朝鮮の韓国挑発などが起こるや、たちまち東南アジア諸国は米国と合同演習等を引き起こした。(続)


★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑬何清漣@HeQinglian:これは明らかに対中国布陣。ただの演習ではあるのだが、問題の鍵はせっかくアジアから米国を追い出したのに多くの国がまたしても親米に逆戻りしてしまった点にある。(続)


最近延平岛炮击事件发生后,国际社会一致谴责北韩,中国在压力下让戴秉国大人带去老法宝六方会谈,谁知却被韩国、美国一口拒绝。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑭何清漣@HeQinglian:最近の延平島砲撃事件では、国際社会は一致して北を非難。中国はこの圧力下に戴秉国大人が古くさい”伝家の宝刀”六カ国会議をひっさげて北へ赴いたが、なんと韓国にも米国にもニベもなく拒否されてしまった。(続)

一向以为自己在亚洲游刃有余的中国终于被挤到墙角。以前那种先让小流氓拿石头砸人家窗户,再摆出一副小流氓只听我规训的架势,并以此提高国际地位的策略有点玩不转了。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑮何清漣@HeQinglian:この間一貫して自分はアジアの問題等やすやすと解決できるとおもっていたのが壁にぶつかった。以前はチンピラ国家に他人のガラス窓に石を投げさせて、「あいつは俺の言う事しかきかない」といばって地位を高める作戦が不調に終わったのだ。(続)

亚洲宁可舍近邻中国而去依傍美国,再次涉及到一个问题:想成为世界领导不仅仅只在于拥有强大的经济和政治力量。它还要求世界领导者有能激励他人的信念的力量。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑯何清漣 @HeQinglian:アジアは近くの中国より遠くの米国を頼りにする、という事実はもう一つの問題にかかわってこざるをえない。つまり世界の指導者になりたければ強大な経済力と政治力だけではダメで、指導者として世界の人々を励ます信念の力が必要だ、ということだ。(続)




中国缺乏的正好是价值观的力量,因此不大可能成为亚洲的中心。而中国从今年10月以来,为了本国一位异议人士被授予诺贝尔和平奖,几乎启动了所有的外交资源表示抗议,正好证明中国在软实力方面缺乏感召力。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑰何清漣 @HeQinglian:中国に欠けているのはまさにこの価値観の力、ゆえにアジアの中心にはなれない。また今年10月以来、自国の異議申し立て人にノーベル賞が与えられたとき、あらゆる外交力を使って抗議し、まさにこの分野での馬鹿さ加減をさらしてしまった。(続)


在此情况下,中国再四面出击显然有点力不从心,于是再次祭出“韬光养晦”的法宝,声明“说中国要取代美国、称霸世界,那是神话。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑱何清漣 @HeQinglian:かくのごとき状況にあって中国は全面攻勢にでるのには明らかに意有って力足りず、そこで再びお宝政策である”韜晦戦術”に再び立ち戻り”中国は米国にとって変わりませんし、世界に覇をとなえたりしません、そりゃ神話です”と言い出した。(続)


政治上,我们搞中国特色的社会主义,不输出社会制度和发展模式,尊重各国人民对社会制度和发展道路的选择”,戴秉国给世界各国喂的定心丸各有对象,“不当头、不争霸”这话是说给美国听的,“不称霸”是说给东亚及东南亚众邻国听的。
★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑲何清漣 @HeQinglian:戴秉国は世界各国に”安心丸”を飲ませようと「中国的社会主義は社会発展モデルを”輸出”せず、各国の制度を尊重し、発展の選択は自由に」という。”覇権を求めず争わず”は米国向け。アジア向けに”覇権を唱えず”というわけだ。(続)

只是“韬光养晦”之策的名声并不太好,即使中国外文出版社也译为“to conceal one’s fame and ability”;“temporary retirement to bide one’s time before going on the offensive”,即“在时机尚未成熟时,最好先隐藏自己的才能,等待合适的机会”。现在中国GDP总量世界第二,亚洲邻国总是将中国的近期表现理解为中国已经等到合适的机会亮出老虎爪子,看来中国当局为了国内维稳,最近在“周边外交”的磨擦上得忍一忍了。



★中国はまた世界を煙に巻くのか?⑳何清漣 @HeQinglian:”韜晦戦術”は中国外務省出版局もこう翻訳。to conceal one’s fame and ability”;“temporary retirement to bide one’s time before going on the offensive”,(続)
★中国はまた世界を煙に巻くのか?(21)何清漣 @HeQinglian:;“temporary retirement to bide one’s time before going on the offensive”「時期尚早なら能力を隠し、好機を待つ」というわけ。(続)


★中国はまた世界を煙に巻くのか?(22)何清漣 @HeQinglian:なんて言ってもこの’韜晦戦術”はもう評判はあまり芳しくない。アジアの隣国はつまるところ中国は「好機到来したら虎は爪を出す」と理解している。(続)


現在中国のGDPは世界2位であり、


即“在时机尚未成熟时,最好先隐藏自己的才能,等待合适的机会”。现在中国GDP总量世界第二,亚洲邻国总是将中国的近期表现理解为中国已经等到合适的机会亮出老虎爪子,看来中国当局为了国内维稳,最近在“周边外交”的磨擦上得忍一忍了。

★中国はまた世界を煙に巻くのか?(23)何清漣 @HeQinglian:どうやら中国は国内の安定のために、では”周辺外交”の摩擦では「じっと我慢」の状態にあるようだ。(終)原文はhttp://voachineseblog.com/heqinglian/2010/12/chinadip/

執筆者: Jun