2010年10月05日 00時46分 | カテゴリー: 総合

ヘチマと煙草

ぼやっとしてたら10月じゃないの。9月中盤までの猛暑でぼーっとして、そのあとの一気の冷え込みでぷるぷるして我が脳味噌も身体もぷるんぷるんこちんこちんになって、しもた煙草値上がりしてしもとるやんけ・・・と、買い置きなど全然してないのである。今の煙草がなくなったら厳しいなあ。国家権力の横暴に抗議して禁煙するか、おとなしくヒツジのように税金取られるか・・・うーん。

煙草が値上がりするって度に、今度こそ禁煙するぞ、などと健気に決心したこともあったが大体1週間ぐらいで、だらしなくも増税政策に協力する羽目になるんだよなあ。もうむなしいからそいう決心はしないのだ。しかしながら、こうロコツに喫煙者を狙い撃ちにされると、おめおめ、その手にはまってどうすんねん、とも確かに思う。

だいたい煙草が悪いとかいうのはもう一種の社会的ヒステリーみたいなもんで、人間の死亡率が100%というのを完全に忘れた議論だね。おれにいわせりゃあ、煙草にも良いところはあるし、煙草の害をいうなら、もっと前に企業に勤めること自体がその100倍ぐらい身体に悪いし。でも、誰もそれはなんともいわないで、そのストレスまでみな煙草のせいにしているとしかおもえんわ。


しかし、世の中、ヒステリーでない人も煙草を吸わない方々はまあ、あの煙を吸わないですむのはけっこうだから(これは賛成、おれも新幹線は禁煙車に乗るし)、別に喫煙者を応援してはくれない。そこを税収原として狙い撃ちされてるのが絶滅の危機にある煙草ノミなんだな。
だが、所詮は官僚のソロバンだから、これを期に止める人がどっと増えて、総額ではむしろ税収減になる、とJTあたりは覚悟しているようだ。俺もそう思うよ。自分の健康のため、というより官僚のソロバンをぶちこわすのに蟷螂の斧でもふるってみたい、というのが、ひょっとするといまの煙草、あと40本あまりがなくなったら禁煙しちゃうかも知れない、とおもう根拠。


実際、小樽のライダーは俺同様にプカプカ吸っていたのがこの2月に、なんとはなしに吸いたくなくなってやめてしまったし、結構、そういう人物も周囲にいるのだわ。これは全然オッケーであって、煙草だろうが酒だろうがのみたくなくなったらやめる、というのああったり前なんで、それなら「禁煙」などという自己弾圧擁護を使う必要はまったくないわね。


煙草がすごく役に立った、というのは大昔、まだ学生の頃、一人で無謀にもちずもなしに西表島を横断しようとして道に迷ったときだったね。マングローブの林の中で、全然いまきた細道がわからなくなった。そして周囲360度は全部どれもが道にみえなくもない。時間は6時。まだあかるいが段々暗くなる。小さなイノシシやへんな蛇、カメだのがここへくるまでうじゃうじゃいて、面白い反面、やはり地図無しの一人では心細かった。
そいうとき一服の煙草は実に気を落ち着かせてくれて、正しいルートファインでぃんぐができるんだな。

今日の中国人生徒。国分寺のマックで息子がフライドポテトの中を買ったら、いつもケチャップが2つついてきたのに1つしかなかった。ケチャップ大好きな息子なんだけど「Mにはひとつです」と男の店員に言われてシュン。「店長を呼べ」といえばいいのに、と日本人。


「でも、中国人はだからわるいといわれるのがいやで・・・」って。うーん、日本滞在が長すぎて日本人化してるなあ(^^;)。「そおいうときは『あなたのお名前はなんですか?』と手帖をだせばよい」と私。しかしケチャップ1個で顧客の気分を悪くさせる教育をしているのかマクドナルド(・・?)。


庭のヘチマを切る。ついでに瓶でヘチマ水をとろうと欲を張る。2,3日で2リットル入りのペットボトルが2つ一杯になった。本当はヘチマがなる前の若い元気なのを採取するらしいが、こっちはヘチマの収穫後。とったはいいがはて、何に使おう。カミサンは「いらない」って。


ところでヘチマ水って何に効果があるのかと思って調べると「美白・シミ取り・しわ、たるみ取り・等の強い即効性の効果を期待なさる方には、効果がない!と思っていただいた方がよいかと思います」。とあるメーカーがいうておるな。つまり効果は期待しないでくれ、と正直でよろしい。しかし、これで売れるのかな(・・?)

執筆者: Jun