2018年08月27日 13時55分 | カテゴリー: ダイエット

失われた尻を求めて⑶ お尻体操1ヶ月経過

 この暑さの中、われながら感心によう続いた「お尻体操」は、今日で1ヶ月目。

 効果はあるみたい。別に、しなびたジジの尻が、プリンプリンになったわけではない。ないんだが、腹の真ん中のあたりから、尻から太ももにかかっていく、多少はひきしまって、ポヨヨン感がだいぶきえた。まあ、そうは言うても、まだしっかり脂肪は下腹からわき腹にくっついておるのだが。「鉄人28号」だったお腹がひっこんだ。新型ロボット「ギルバート」とはいかないが、下を向いてちゃんと両足が見える。まあ、そうは言うても、まだしっかり脂肪は下腹からわき腹にくっついておるのだが。(写真下の右がギルバートですぞ。ま、フィギュアだからやられ役をやらされとるが、お腹はどうみてもこっちが勝ちw)
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 例えば、うつぶせになって両足の裏を合わせて、両膝を1センチだけあげる、という動きがあるんだが、最初、まるでできなかったのが、今は両手まで上げて、30秒はもつようになった。支えているのは、お腹の内側の方の筋肉だから、着実に進歩。これがどんどん進むと、片岡鶴太郎のあのヨガの大技につうじるが、まあそこまでせんでもええがね。これで両膝と胸をあげられるようになっただけで十分。

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 お尻体操が一月続いたのは、どれも30秒であるというお手軽さ。体操自体は、数えてみると14種類もあって、フツーなら嫌になっちまうんだが、30秒だとなんとか年寄りでも続くのである。

 体重減量はこの2ヶ月、ピタリと69kg〜70kgの間で止まったきりだが、これは、ほんのちょっとずつでも筋肉量が増えているからいいとする。なに、一月200グラムとかそんなレベル。しかし、爺さんになってから増えるというのがよろしい。

 で、日常生活的には、階段を降りるときに手すりが要らない、とか風呂上がりにパンツがよろけないで履けるとかが目立った効果なんだが、まあ、これは前からそんなに苦労したことはない。ただ、安定感が増しとる感じはわるくないね。

 年寄りは、とにかくなんでもいいから、ちょっとでいいから、体をあちこち動かしてやればええのである。競技に参加するわけじゃないから、ほんのちょっとでよろし。いや、「ボケないで生き残る」「寝たきりにならない」という人生終末競技参加はそれで十分…だととりあえずおもとりますわい。

 でも、進歩がないとつまらないという「成長神話」も、結構まだ染み付いておる故、こないだ100円ぐらいで、美容体操の「シコ」をふむ本を候て、いまはじめたところ。これが結構難しいところが面白い。毎晩20回ぐらい、とにかく足を40cmぐらいあげられるようになるのに1週間かかった。善哉善哉。null

 で、本日は、Amazonで、「エアなわとび」というのを1000円ちょいでこうてしもた。年寄りの運動は、よろず、こういう好奇心で前向きなのがええのよ。なに、なわとびなんぞ50回も飛べたらたいしたもんだわさ。


 もっともこやつ、説明書ができが悪い上に、中国語からグーグル翻訳でもつかってやったチョー難解なしろもので、「回数を記憶しておく」とかいう機能はまったく期待できない。回数計算だってあやしいもんだ。つまり、効果は、その辺のトイレットペーパーのシンに、消しゴムでも縛り付けたって同じだなあ、とおもた。でも、ま、1000円だし、回数なんぞ大したことないから、自分でかぞえればええのである。何事にも100%なぞ求めなくなる、というのも、これは「老人力」ですわな。null

執筆者: Jun