2017年01月07日 20時46分 | カテゴリー: 登坂力アップへ

新年マゾヒスト・ハイキング第二弾

 アンヨ回復計画新年第二弾。月曜日と金曜日をトレーニングデーにしてるんだが、今度の月曜日は雨だってえから、朝、ちょっと寝坊したけど出かけることにした。

 9時半に高尾着。土曜日だから臨時のバスが陣馬山下まで出てるんだ。それにのって、「夕焼け小焼け」という変わった名前の停留所で降りた。降りたのは自分一人で、あとはみな陣馬山の方にいっちゃった。どうりで休日の陣馬山〜高尾山の間は銀座並みのラッシュになるはずだ。俺はもう通だなw。あまり混むと挨拶するのがめんどうでトレーニングにならんのよ。

20170107-_________01.jpg 降りたところにあるキャンプ場などの施設の人に道を聞いて裏山に登る。この施設、入場料200円ってかいてあるんだけど、「北高尾のハイキングコースへ行きたいのだが」というと、お金を取らないで、どうぞどうぞ、だって。感心である。

 キャンプ場の人たちのハイキングコースも兼ねているので、登りが九十九折りですごく楽ちん。よたよたジジイでも、1200歩までゆっくり中断せずに上がれるぐらい。いきなり急な登攀になるともう、30歩で息切れするから有難い。

 とはいえ、高尾山界隈で、おそらく自分は一番遅いハイカーだからねえ。他にもう一組いた60歳ぐらいのご夫婦には先に行ってもらって、のんびり上っていく。出発は午前10時。遅いねえ。

 今日の趣向は、半ズボンにタイツ。トレランの人たちがみなこれなんだね。こっちはこれまで裏ボアとかの温かい冬用の化繊のヨレヨレしたズボンを愛用していたんだが、歩くと暑すぎる。で、トレラン派の真似をしてみた。ちょっと気恥ずかしいが、とにかく楽なことは全部採用しないと、もう登れない年だから「山の恥はかきすて」。

 歩き始めはちょっと北側の山ぞいだったので寒すぎたが、しばらく歩いて南側から陽が差す様になったら丁度いいわい。足も軽いし、涼しいし、納得。今まではいていたワークマンの「反射、防水、あたたか」ズボンはやはり高尾周辺では、道路補修作業員でもないかぎり不要だな。ハイキングにはワークマンはオーバースペックなんだ。あの安さで、性能はすごいんだけどね。あと、婆さんがお年玉のつもりか、買ってくれた3500円なりの薄手の羽毛ジャンバーみたいなの。ものすごく軽いが結構あったかいのでこれをセーターの代わりにしてみたがなかなかによろしい。山じゃなくて、ハイキングだから雨具もなし。だいぶ、このあたりのベテランハイカー並みの軽装備になってきた。よいよい。

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 高尾の街がみえる山の端に到着すると、お地蔵さんがならんでいた。記念撮影したがお賽銭あげるの忘れた。ま、ええか。山から降りる前にオーバズボンを履きなおすのをわすれて、そのまま一見トレイルランナー風の格好で街を歩いて駅近くまであるいてしもた。ポール二つかついで、この格好では本物にみられるなあ。裏通りだから、まあ、目立たなかったが。途中で気が付いて、駅の手前であわててオーバズボンを履いたわさ。別によたよたジジがトレイルランナーのコスプレしたっていいんだろうけど、やっぱりちと恥ずかしいわい(^^;)。

 これで12月3日の陣馬山〜高尾縦走から数えて4、5回目のアンヨトレーニング。遅々として進歩しとるのだ。前は坂道を上り始めるや否や、お尻やふくらはぎ、アキレス腱の筋肉どもが一斉に「契約違反だ〜」とミリミリめりめりと抗議してきたが、この日は「また仕事かよ、冗談じゃないねえ」とか言いながらも、起き出して仕事をする様になった。だから、ゆっくりゆっくりならば、なんとか立ち止まらないでも最初のうちは結構歩ける。はあはあゼイセイも少しはであるが前よりはマシ。

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 ただ、もう足や腰、膝のバネが無いのは如何ともしがたい。これは登りより降りがこたえる。2本のウォーキングポールを使って、足場をさぐりながら、丁寧に体全体の重みをそっと降ろす様にしないといけない。どうしたって遅くなりますわな。

 高尾駅到着4時。歩行23337歩。コース図の参考時間の合計は4時間5分。ジジいは6時間かかっとるがな。案内本によると、このコースは、歩行距離7.7km、アップ411m、ダウン351mだそうだが、終わって高尾の街に降りてくる頃には膝がガタガタ笑いそう。コース難易度は「初級」なのにw。やはり軟弱派年寄りちっときつすぎるのかなあ。ただ、それでも、やらないとどんどん筋肉が溶けてなくなっちゃう年だからねえ…。帰宅後はあちこちがミリミリめりめりと痛い。まるでマゾヒストハイキングだわい。

 そういえば、今日は、遠藤PPK教団も新年初の山手線一周ウォークをやってる日だね。今頃、二次会で盛り上がっとるやろな。

 山手線一周ウォーク;https://sites.google.com/site/2017yamatesennissyuwalking/home/nian-jianno-ri-cheng

執筆者: Jun