2014年01月15日 11時24分 | カテゴリー: 総合

iPadミニはデパ地下試食コーナーかw

数日前にiPadミニをゲットした。その前の3か月はiPhoneだったのだが、iPhoneで電話したのは10回もない。厳密にはかかってきたのが4回、かけたのが3回、と覚えている位だから、もはや電話ではない。子供のニンテンドーみたいに、わしが肌身離さずやっていたのはiPhone版「クラクラ」であった。

しかし、そのクラクラでiPhoneの画面でタップして戦闘を続けていたら翌日目がクラクラしてしまい、画面の小ささに閉口してiPadミニを買ったのだった。なに、いちばんやすいやつだから4万円ジャスト。とはいえ、目がチカチカするほどがんばってゲットしたアイテムは課金すれば250円相当だからアホみたいw。まあ、この歳ともなればこの世の中は馬鹿げているわけで、この程度の矛盾は当たり前にありがちなことだ、と悟っておる。で、三日程iPadミニでゲームをやったら、もうiPhoneの小画面にはもどれない。あの小さな画面でよくやってたなあ、自分はとおもう。もっとはよ買えばよかった。

で、このクラクラは1時間に10分だけ遊べるゲームだから残りの50分は色々なことをやれるのがよいのだが、なに爺だからそんなにやるこたあこの寒さじゃありゃせん。で、雑誌ニュートンがデジタル版を出してるというので購入してみた。年間3000円で安いし。紙のやつは溜まってこまるし、てんで「ニューススタンド」からクリックしたらすぐダウンロードされて、色鮮やかな宇宙の写真がいいねえ。20億年先の宇宙が10分ぐらいで居乍らにしてみえる。東洋経済をよんで、ついでに、週刊朝日の「試し読み」で細川出馬の記事を読むが良くかけていておもしろかった。産經新聞はタダでよめるが、あまり読むきはしない。(福島香織記者が中国にいたころは毎日、彼女の記事をさがしてよみたくて購読していたが、その後はまあやめちまった)。ま、それにしても読めるというのはすごい。うん、この楽しさはデパ地下で食品試食のハシゴをしてるような気分だよ。なによりタダちゅうのがええw。

これはなんだかこないだ買ってそのまま聖書をダウンロードしてそれっきりになっちまったKindleペーパーホワイトと大分違うなあ。あれは完全にホコリを被っておる。やはりゲームマシンと兼用でないと、教養程度の低い人物には本もよんでもらえないのかしら?それともただカラー液晶かそうでないか、だけの違いかしら?

いや〜、読書専用マシンっていうけど、でもニュートンにしても、週刊朝日の記事にしてもiPadミニのほうがよみやすいような気がするなあ。液晶の進歩のせいかな。それだと半年先にはもっとよみやすいのがでてきそうだが。

しかし、これで家じゅうのコンセントにAppleの白い電源がささっとることになった。家族3人iPhoneでMacでパッドでてなもんだ。むかし家中に黒い電源がささっていたときは大半が日本製品だったが、いまや白いアップル系に完全に制圧されとるね。こないだついに20年前のパソコンスピーカーを処分したから、SONY製品なんぞひとつもなくなっちまった。あ、非常用の家庭用ラジオがあるな。しかしラジオもiPadミニで全部聞けるし、映像ムービーの講演会でもみえちゃうし、もうただのラジオだのただのラジカセだの、ただのカメラ、なんてなあこのうすっぺらい道具で「前世紀の遺物」にさせられちゃったんじゃないかねえ。

ふむ、ま、世の中みても薄っぺらいニンゲンが、重厚なのを駆逐しとるようだから、きっとまあそいうもんなんじゃろうねえ。しかし、こういうのはウデ力の衰える爺には有難いわい。お、そのうでじからをすこしは維持する為に木刀でも振って来よう。なに、もうこの冬はお庭でできることしかやれんよ、さむくて。

執筆者: Jun