2010年10月13日 18時59分 | カテゴリー: ツーリング2010

朝からおそいかかるアホパワー

わがバイクは老朽馬。だからなんだか朝からエンジンの掛かりが悪い。1300メートルもある山の頂上で発作を起こしたか。「これ!、しっかりせい」となんどもキックをかけてやるがダメ。こんなときのためにわざわざキックペダル追加したのに役立たんとはなさけなや。まあしかしここは山の上。下り坂ならいくらでもあると、坂をずるずると下がっていく。これをやると一発でエンジンはかかる。

気持ちいいからそのまま「鉢伏山」って方に走っていった。これがすばらしい道。まして早朝と誰もいないカントリーワインディングロード、下手くそでも自由自在に対向車線もつかってカーブが切れるんだな。景色は良いし、スプロケットとチェーンを変えたばかりだから上り坂の粘りがあるんだ。これまでセカンドでやっとだった坂もサードでいけるし、しかもコース取りがいろいろ選べる。

てなことおもいながら到着した鉢伏山。風はつよいが歩き良さそうで駐車料金200円払って、まず前鉢伏山まで平坦な山道をハイキング。なんとキツネがとびだした。カメラだ、カメラ、あれ、おかしいな、ポケットにいれておいたのがないよ。はて、バッグにもない。バイクのタンクバッグに入れた・・・記憶はないぞ、まずい!、あのキック連発したときにポケットからこぼれて落ちたに違いない。やあしまった、こりゃいかんと大急ぎで散歩を中止してバイクを今度は本気でとばして高ぼっちまで15分あまりかけてもどったが、残念ながら跡形も無し。やれこの1時間弱でここにきた誰かが拾ったに違いない。

 

もともと無くしてもいいようにネットで5000円ほどで買ったカメラなんだが、今回はそれにマジックで電話番号とメールアドレスを書き込んである。この季節、このあたりに来る人、というのは夏とちがって、それなりに自然を楽しもうという人が多い。拾ってくれたとしたら家に電話してくれるかもしれない。それに第一、無くしたものをいつまでもクヨクヨしてたらトシヨリのツーリングなんて無理だよ。いつだってなんかなくすんだから(^^;)。北海道じゃ、メガネと入れ歯なくしたわけだしカメラぐらいでくよくよするんじゃねえ、と自分を

執筆者: Jun