2014年11月21日 20時15分 | カテゴリー: 総合

さらば英雄…不毛の登山w

 朝6時に家をでる、なんてことが今のオラにできるとはおもわなかっただよ。でも、できたんだね〜、感心に。6時15分ごろちゃんと駅から高尾行きの電車にのって、おりたらすぐバスで…とおもたら、3分差でバスが出てしまったという不吉な出だしではあったが。

次のバスまで40分。そんなに待っちゃいられませんから、もう陣馬山から高尾山への縦走はあきらめて高尾山側から登山開始したのが7時20分。ケーブルカーの始発は8時だからこれまた待ってはいられない。

 高尾山というとうえに神社にまじってビヤホールなんかが夏にはあったりして、もうサラリーマンが背広で缶ビールのんでたりする堕落したイメージだが、どうして自分のアンヨで登るとなかなか。もともとは修験者の山だったから当たり前。関西なら六甲山に歩いて登る、ぐらいかしら?

 それをこないだ30年ぶりに奥多摩再デビューしたロートルが登るんだから大変だ。かっこつけてる場合じゃないからさっさと二本ポールを伸ばして「4WDモード」にして登るがそれでもしんどい。前をいくじい様があっというまに姿を消してしまい、あとからきたうらわかいショーツにタイツ姿の姐ちゃんもたちまち見えなくなる。ショーツのお尻を目当てについて登ろうという不埒な老人の目論見はあっちうまに破綻したね。

 この日、約30人ぐらいに抜かれた。こっちが抜いたのは一人もなし。だってこちらは、ゲームをしに来たんで山登りにきたわけではないのだ。だが、高尾山をバイパスしてお賽銭あげなかったからか、肝心の縦断をはじめて、最初の「なんとか平」のポータルを攻撃しても、爆発しないのね。次のボータルからはそこにたしかに、マップでみるとりっぱなポータル像と所有者までくっきりでるのに、わがiPhone上に影もかたちも煙も靄もな〜んもみえなくなっちまった。いけどもいけどもみえない。爆弾が不発どころじゃない、敵が透明人間になったようなもんだ。場所だけはGPSだからわかるんだが肝心のポータルがない。20141121-てんぐ.jpg

 こんなんじゃ、ここから先の陣馬山までのポータル全てがみえないに決まってる。陣馬山だって先日、半分あぶなかったわけで。おらはゲームをしに来たんであって「山行」だの「体を鍛えに」行ったわけじゃないから、目標がない難行なんて、あほらしくてやってらんね〜だよ。

 ということでちょうど、距離的には半分の景信山で下山開始。バス停についたら、バスがでたばかりで40分待ち。天気は良かったから丹沢山塊がくっきり見えたし、一応、パッとしないけど紅葉の季節の最後のハイキングだから文句はいえないが、結局午前7時20分から午後1時20分まで歩きどうしで、敵のポータルは一つも破壊できず、キーが二本手に入っただけ、というエージェント活動におわってしもた。

 
しかし、両手ストックで30人に追い抜かれるようでは、体力も問題あり、だなあ。半分以上は爺さん、婆さんでわしとあまりかわらん連中だもの。それが杖をつかずにホイホイ、ひょいひょいあるいて追い抜いていくんだから、軟弱都会派ゲームジジはもう格好の悪い事はなはだしい1日であった。

収穫は、朝起きができたこと。バイクだろうが電車だろうが冬の奥多摩は朝起き絶対。この時間なら午後の3時までに戻ってこられる。次に、いよいよ英雄iPhoneに見切りをつける決心がついたこと。来月1日から電話はIIjのミオフォンにしよ(申し込み月無料だっていうから一日まで待つもんねw)。iPhoneはカメラにすればまあいいや。デジカメよりよほど薄くて使いやすいから山にももってくのにええわいさ。バイバイ、えいゆ〜(^_^)/


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執筆者: Jun