逆ジンギスカン効果の研究
過日、遠方より朋友来りてつい連夜、焼き鳥だのジンギスカンだのぱくついた結果、見事にリバウンドしてしもたがな。問題はこの日とか13000歩とか歩いている日だったってこと。つまりそれだけ運動量があってもダメ、基礎代謝が落ちとるからね。
しかし、これをきっかけに、いかに食い物が体重増加に寄与しているか、翻然と悟った。悟った以上、この逆をやればいいとわかったのだ。いわば「逆ジンギスカン効果」をやればいいのだ。
ジムの計測によると爺の基礎代謝量は１５００kcalちょい、といったとこらしい。これは「何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に（生理的に）行われている活動で必要なエネルギー」だという。
で、問題はトシとったら、事実上、コレ以外に何もしておらない。まあ、キーボードを打つとか、カメラiPhoneのシャッターを押すとかぐらいだ。最近はトイレがお尻まであらってくれちゃうしまつだ。昔の日本式便所は結構運動になっていて、あれにしゃがめなくなると一週間であのよに行けたというのだが、これではあかんな。
己惚れもあるから、自分では頭も使って読書などしておるから灰色の脳細胞がエネルギーを使ってくれているに違いない、とおもってても、そんなこたない。むしろそう思ってるちゅうだけで脳細胞の衰えがよくわかるて。そもそも脳細胞の働きは1500kcalにはいっておるんだわね。
かくて、昨日から爺は喰いもののカロリーなるものを考え始めた。いや、そのまえに婆さんがおらんから、冷蔵庫に配達されている野菜が余って困ったというのが真相なんだがね。腐らせてはもったいない。
で、楽な外食なんかしてたらこれ、全然減らないのよね。残る道はこれで生きて行く方法をみつければ一石二鳥である、と。 で、昨日は古パン１枚に、あまりに余った野菜をどっちゃりはさんで、それでも余った野菜は全部スープにぶちこんで、朝、昼、晩とやってみたら、あら、野菜がうまいじゃないの。肉何ぞはいってなくても美味く感じる。
いままではたとえばパンならハム一枚、メシなら卵の白焼き一枚とかは必ずつけてたんだが、それなしで美味いわ。 で、本日の朝食のカロリー計算をおもいたった。
食パン一枚；132kcal チーズ一枚； 61 野菜（トマトの残り、レタスの残り、玉葱の残り）ーレタス換算で３枚〜４枚として、100gで12kcal。 これにコーヒーはゼロ、だから 合計；200kcalであるな。
この夏まではこれに、ハム一枚二枚；20g(1枚)で39キロカロリー さらに、卵一個；66.5g(卵1個分)で130キロカロリー なんぞはさんでおったな。それにバターなんぞぬるとあっというまに倍の 400kcalになっちまう。
ちなみにマックのチーズバーガー 323Kcal 、マックフライポテト(S) 249Kcal である。「ちょっと腹塞ぎ」に食べても、ほぼ600kcalと三倍だねえ。まあ、若者向き。 昼などはよく近くのスーパーからテンプラ買ってきてテンプラ蕎麦作るけど、 そば乾麺……100g（標準1人前）あたり344kcal だが、なんとなんと、これにのっけとるかき揚げ一枚で234キロカロリーもある。これにナスのてんぷら40kcalぐらいはつけておったから、テンプラだけで300キロカロリーじゃん。これでは全然ダイエットになっとらんがね。
となると、テンプラ蕎麦なんぞは、650kcalもあるではないかw。全然、ダイエットにならへんw 袋入り乾インスタントラーメン……100gあたり458kcal、1食90gをゆでた場合は約225gとなり、412kcal…は、まあ年に１度ぐらいしか喰わないからいいとして、 パスタ乾麺……100gあたり378kcal これも案外だったなあ。これにしっかり動物性の肉だのチーズだの卵だのどっちゃりつかったら相当なもんだわい。外食でペペロンチーノで550kcal、カルボナーラともなれば800kcal近いね。
ふむふむいや、べつにダイエットの為に生きとるわけじゃないから、喰いたいものくえばええんだが、ちょっと気をつけると案外、４割カロリーカットとかできそうだな。
晩めしなんざ メシ（軽く一杯）；ご飯のカロリーは160g(1膳)で269キロカロリー 100gで168kcal 納豆；納豆のカロリーは50g(1パック)で100キロカロリ 野菜スープ；まあ、100kcalぐらいのもんじゃろ 豆腐半ぶん；100gで56kcal しらすおろし；二倍ぐらいくったぞ。32kcal…うーん、油つかってないから、和食はすごいな。450kcalいかないわ。これだ！
ま、どうなるかわからんが、カロリー計算等するようになっただけで、今回のダイエットは成功しそうな予感がw。今日の昼飯は、やさいどっさり加えたナメコおろし蕎麦、に決定だw。
さて、かくて我が輩はBMIの大陸を逆ジンギスカンの制覇へ向けて旅立つのだ！イェィ！
執筆者: Jun