2014年09月17日 11時17分 | カテゴリー: 総合

爺の散歩の友に「Ingress」導入

きのうFBで団藤大人が紹介していた「Ingress」というゲーム、どうも「外で歩かないと参加出来ない」というゲームお宅達を部屋のなかから追い出して街を歩かせようというものらしい。ならば、爺の散歩にもつかえるのではないか、と早速ダウンロードしたら、これはスゴイ。爺にとっては格好の散歩アプリではないかw。家の近くの公園のロボット人形が「ポータル」と呼ばれるポイント地点になっていた。なじみがあっていいね。

起動して名前とかいれたら、ナビ画面に自分の位置がでてくるんだが、日頃見慣れたバイクナビとちがってなにやら暗黒の世界に風水の竜脈、竜穴のようにオドロオドロシイ光りの魂などがフワフワ飛んでおって異次元なのである。そこにチラチラとあらわれるのは小指の爪ぐらいの写真で、しかしどうも見覚えのある近くの公園の像だとか、神社の鳥居なのね。 つまり、そこへ行ってみろ、ということだとわかるから、婆さんと散歩がてらにでかけてみる。なに400mもないからすぐつくのだが、現実にみえるのはいつも通りの何の変哲も無い景色だが、どっこいiPhoneのアプリをとおしてみるとそこから、空中に光りの魂が噴水のように吹き出しておって、それをタップするとなんかアイテムが手に入る。

たとえバーチャルでもなんかアイテムが手に入ると嬉しいというのは我ながら浅ましいなw。

でナビを指でいじると地図がおおきくなったりちいさくなったりして、その先にも同じ様な「竜穴」があって、そこからも光りが吹き出しておりますな。これもいくとゲットできそうだ。なに200m先じゃないか、と歩いて行く。するとその先にまたもっとおおきなのがあって…と、つられてとうとう1時間、4、5kmを歩いてしまった。

うーん、ナルホド。これがなければ、バーチャルでアイテムが手に入らなかったらまずいつもの街の慣れ切った通り道だからあるきゃしないよ。せいぜい自転車で通り過ぎる程度。それがアプリの画面を通してみる”異次元”と”アイテム”の魅力で歩いていても退屈しないどころか、ゲットしたときの達成感があるわい。 これが第一日。

で、今朝6時半頃目がさめて、ふつーならもう一度ねて、今度は11時頃目覚めたりするのだが、きのうの「Ingress」で朝のアイテムゲットの散歩はどうだろう?とおもいついてでかけてみた。

昨日と反対の南側にも、なにやら光りの束がワンサとあるからそちらに行ってみた。でてくる「竜穴」は石碑や案内板、郵便局の正面、公園の像など見覚えがなんとなくあるのね。これがつい「あ、あれかな」とおもわせてくれるから飽きないで歩ける。目的地に着くと何に使うかようわからんアイテムがどどーっと景気よくはいってくるから気持ちがよろしい。ってんで、きがつくとこの朝だけでも5km歩いてしまった。どれだけ歩いたか、もちゃんとゲームのデータに表示されるのにもおそれいったわ。

このゲーム一部日本語化されてるんだが、基本、英語で、しかも専門用語が独特だから、メンドクサイ。説明読んでもそれだけではなにがなんだかようわからんのがタマキズ。日本語の説明サイトを見てやっとこさ、「一つのポイントを囲む」「囲んだポイント同士をつなぐ」「つないで三角に囲めば陣地になる」という構造で、そのポイントを紅白(緑と青だが)にわかれて取り合うらしい。陣取りゲームだが規模は地球全体という壮大なものだが決して「参入牆壁」は低く無い。英語版だし、クラクラやシューティングのような容易にわかるルールでないのに、このあたりもほとんどキーになるポイントはすでに誰かが自分の名前で登録しておって、拠点を囲む「8つの共鳴灯」に空きなんかまったくないし、ネットの地図で見るとすでに両軍がギシギシせめぎあってるねえ…。7月1日にiPhone版がでたばかりってきいたけどその普及度たるやすごいもんだわさ。日本中こうなんだろうか?それとも僻地にいくと空き家があって、いまごろそこを目指して自転車をこいでいるオタク青年とかが群れをなしていたりするのだろうか(・・?)

わしゃ、いまだにそのポイントの「共鳴灯」の囲み方なんかようわからんのだが、まあ、そのうちわかるじゃろ。なによりポイントをさがしてるうちにうかうかと「歩かされちまう」というのがよろしい。夢中になって10kmも歩くというのもわかる気がする。何もなしに10km歩く、なんていうのは歩け協会のお達者爺様でないと無理だが、これがあれば結構、歩くの嫌いなわしでも楽しいかもしれない。

いい暇潰しができたから研究にはげも。

執筆者: Jun