アーカンソー 七日目

休息を取りながらタイムアップを目指す桜井。肉体的な状況は昨年に比べて格段に良い。が、首の痛みが心配である。

特製ギブスやあご載せなど、工夫を重ねてきた桜井だが、今年は例年に増して苦しそうだ。一つには、顎が当たるので走りながらの食事で固形物の摂取がしづらい、ということもある。また、前半に猛暑から食物摂取量が予定を下回ってしまったから、蓄えとしてのパワーを削ぐ余裕がない。

世界の耐久自転車レースのトップが集う、最も過酷とされるRAAM。その過酷たりようを、桜井は身を持って三度体験。今年のレース中盤の苦しさは、桜井のレースでかつてない厳しさとなったが、同時に、それは彼を世界の自転車耐久レース・トップライダーの一人にふさわしい男とするのに必要な経験だ。

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Photos, Graphic Design and Copies © Daisuke Tomiyasu