一日目 カリフォルニア州

三度目のスタートを例年どおり冷静に迎えた桜井は、トップ集団にしっかり食い込んで最初の数区間をクリア。その後、セアナ・ホーガン選手を追って昨年のレース展開に勝る走りを見せはじめたのだった。

桜井の走りはその後も落ちることなく、この日はとうとう休憩なし。翌日昼のユタ州まで、長い休憩を取ることなく走りつづけることになる。
スタートからタイムステーション1までの区間は、一台のペースカー以外の車両の伴走は禁止。このため、モーターホームなど他の車両はすべてフリーウェイでコースを迂回し、TS1へ走る。TS1にはスタート同様、各国チームのクルーが、時間をつぶしながらライダーを待っていた。
ディフェンディングチャンピオンのベテラン、ダニエル・チューをコース上で待ちうけるサポートクルー。カリフォルニア東部の砂漠地帯をネヴァダ州へ向かうこのコースは当然猛暑。それに耐え、走りつづけるライダーを支えるのは一体となって支援するクルーだ。
長い夜がやってこようとしている。カリフォルニアの夕暮れは、翌日午後まで続いた、長いノンストップランの始まりだった。それは、これからサヴァナのフィニッシュラインを目指すライダーが迎える最初のナイトランの、夕日に彩られた入り口だ。

Send Mail to Webmaster
Photos, Graphic Design and Copies © Daisuke Tomiyasu