2024年04月22日 21時43分 | カテゴリー: 自然
cloud IN cloud
小山城の桜の上にあった雲
竜塚古墳へ向かう道の その先に浮いていた雲
お気に入りの穴場から見上げる稜線の上の雲
あそこに上がれば雲に届きそうな気がするが
昇ったら空は再びはるかな高みに遠ざかる
空という到達点はないのだ
それは何かに似ていて 普遍的な事に想える
蜂城山への参道で飛行機雲が西へ行った
頂上に着くと その崩れた雲になって東へ。。
普通の雲と違い なんかパルスがあるような
北岳の上に真っ白な雲 盆地を横切って大菩薩を超える?
曇は固有な存在なのか? あそこの大気がああなるだけ?
このことは存在論の範疇なんだろうか(。は付けずに置こう)
芽吹きを待つ 冬枯れの稜線 その上の雲
あそこへ行きたいと想うけれど 雲はまた高い空へ
西空の この寒々しい ちぎれ雲
意思も 主体さえない この寂しさ
この強いメッセージ性の その源は?
五世紀の竜塚古墳 空を行く雲
能登へ 希望の大鳥
西空に妖艶な雲 清姫の帯。。
荒ぶる自然 その安寧の吉兆と想いたい
造形でもデザインにも非ず 無為の形状をどう解釈するのか
光るのは西へ行くエアラインの航空機
間地かに見下ろす この雲の奇怪さや如何に。。
なんなのかねぇ この意味深な
いやらしい造形 なんの意図があって‥
とまぁこんなふうに見てしまう
『意味』とはなんぞや‥ 意味って人間だけの性
雲に限らず自然には、いや宇宙に目的も意味もない
巨大な虚無の空間の中で 懸命に意味や意義を求め
私たちは生きている 少年のように