JOURNAL SKIN
by : DIGIHOUND L.L.C.

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Higashinada, Kobe, Hyogo JAPAN

2024年04月14日 22時44分 | カテゴリー: 総合

2023  葉桜の頃

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雨のなか小山城址の咲き具合を見に立ち寄る

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春は真言宗の名刹慈眼寺の桜から始まる

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晴れればここは 菜の花と桜の 絢爛豪華

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山門と桜の古木 絢爛と貫禄

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学びの場に桜 坂道発進の空に白い雲 がんばれ

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訪れる人の少ない大野寺の桜

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桜の美しさは この白さだと思う

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標高の高い御坂の桜を訪れた人

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桜のうしろは まだ冬木立の山

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火の見やぐらの山村に春を告げ

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乗る人のいなくなったブランコと桜 山村の典型

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一番上の家まで 便りを届け坂を降りてゆく

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私にとっての本命は ここ小山城址の桜に尽きる

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この子たちの成長の残像と重なるからに他ならない

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暗くなるまで遊んだ日を 青いボールは覚えている

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年に一回の このとき

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誰もいない小山城址

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いつも同じことをして遊ぶ

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2023年の これが正式なショット

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行楽とはかけ離れた 城址の佇まい

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外から見た城址はのどかな春爛漫

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その護りの土塁からみた領地の風景

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城内は野球場になった時期があったのか。。

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土塁の上を 一周歩く

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花びら色に ふたり染まって 

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はしゃいで歩いていたけれど

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さくらの径の おわる辺りが もう見えてきて

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ふいに遠のく うしろ姿を眺めてた

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晴れた穏やかな城址の あのひととき

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訪れた あの佳き日

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南風に散る花びらを せめていっとき受けようと。。

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子の成長と あの花吹雪を覚えているだろうか。。

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今年の晴れた一日

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遠き旅路をかえりみて この高殿に のぼるかな

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花影 生きることの儚さ 尊さ

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この年の桜を染めて 日が落ちる

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この春の一日が 暮れてゆく

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さくらの径の 尽きる辺りが もう見えてきて
季節はめぐり また来る春に あの日の径で

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2023/4/12

執筆者: kazama

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