2005年09月15日
ドライバー不要のカーラリー

NYTimesが伝えるところでは、アメリカ南西部でロボット操縦の車による競技が行われたそぉだ。なぁんともまぁ、ついにここまで来たか、という感じ。もうドライバーは要らない!?…

こんなんが普通になると、乗り手は中でパーティやってたり、何か仕事をしてたりするんだろうか。自分で運転して移動するなんて、普通には考えられなくなりそうだ。同ニュースによれば、人間が運転するサポートのペースカーが脇に突っ込んでしまうような場所でも、赤外線センサでブッシュとルートを嗅ぎ分けているロボット運転の競技車両は難なく通過したという。

今でも、殺傷能力のあるものを一般人が稼働させているのは憲法違反だという論がある。ロボット運転になれば、最低限そうしたリスクは排除される。一方で、自動車という道具を意のままに操る愉しさのような部分は、特設の場所や砂漠など、他人を殺傷する可能性のないところでのみ許される行為になるのかも知れない。

こうした乗り物がかなり実用化に近づいている、その一つの証しとして結構注目すべきニュースだろう。博覧会場内だけを巡回してるなんてのに比べて、見てても楽しそうだ。 :P
by DIGIBEAR